久しぶりに読書についてでも

 一番最近に読書について触れたのは、2012/10/13のエントリ。10月から電車通勤再開したので読書も再開した模様。その時読み始めた「プラチナデータ」はそこそこに時間がかかった。





 東野圭吾作品。たしか映画化されるとか? ジャンルはミステリー。「すべてがfになる」に似ていると思った。手が込んでいるといか複雑というか。自分はもっとシンプルな「容疑者Xの献身」の方が好き。複雑なのはむしろ嫌い。複雑にすればするほどややこしいし、いろんなことを考えないといけなくなるから読者がトリックに気が付きにくくなるのは当たり前じゃねって思うから。シンプルなことに気付かなかった時のうほっ!感が好きなのだ。4点。






 *

 プラチナデータの読み終わりがけ、とある人に伊坂幸太郎の「陽気なギャング」シリーズを勧められた。陽気なギャングは少し前に何度か友達にも勧められた過去がある。にもかかわらず、自分は有名、かつおもしろいという評判を聞いたことのある「ゴールデンスランバー」とか「重力ピエロ」を読んで、あー伊坂幸太郎いまいちだなーという感想を持った。ゴールデンスランバーはオチというか結末が自分にとっては物足りず、えっこれで終わり?という印象。今回、陽気なギャングを勧めてくれた人はゴールデンスランバーも重力ピエロも好きらしいが、その人のお母さんはゴールデンスランバーに対して俺と同じ感想を抱いたらしい。重力ピエロもしかり。

 そしてゴールデンスランバーを読み終わり、次に読んだのが陽気なギャングシリーズ。というのも、その勧めてくれたのが例のあの人だったから。ホントは借りたかったけどね。自分で買ったよ。





 始めはなかなか名前とキャラが一致せず、4人しかいないのに、なんとなくで読んでいった。でも次第にキャラがつかめてきて、そこからは非常に楽しく読むことができた。自分は物事がうまく進む系の話がけっこう好きで、どちらかというとこの話は上手く進む系か? でも大きな失敗をして・・・っていうお話。全然タイプの違う4人の「仲間」が濃くて良い。俺は響野が身近にいても嫌いにはんらないと思う。こんなこと言うくらいのめり込んだ。7点。





  • 陽気なギャングの日常と襲撃

 今日読み終わった本。確実に前作を読んでから読むべき。「またあの4人に会える感」を感じてしまった。やっぱ響野が好き。響野のように、いや響野になりたい、と思った。
 第一部は、読んでいて頭の中で上手くつなげるのが難しかったが、割とサクサク読めてしまうので、通勤時間にしか読んでいない自分でも、話のつながりを忘れることなく読むことができた。二部以降にも一部の内容が盛り込まれていたりと、もう一度読んでも楽しいかもなと思える。最後のページを読む時は、あーこれでこの4人の話も終わりか、と思った。続編希望。7点。





 *

 んで次は何を読もうかと。年末に友達から伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」を貸してくれたので、とりあえずそれを読むことにする。その友達はドヤ顔で「これもおもしろいから」と言い、「重力ピエロ」も貸してくれた。

 読書はこれからも続ける、というか、通勤時間がやはり暇でそこそこ時間あるし、なんかしないともったいないので、おススメあれば教えてください。