殺伐

 会社アンケートの結果を課長が展開し、対策の聞き込みがあった。


 アンケートの内容は本人、上司、職場の3項目について、点数をつけるシステム。我が生産技術室は「上司」の点数が部平均、全社平均に対して著しく低く、そのため課ミーティングで課長が「ざっくばらんに聞かせてよ」と。それに対し「今回の結果に対する課長の考えと対策を聞かせろ」とか「去年とほとんど点数変わってないけど、この1年で実施した対策ってなに?」とか、組合員からの指摘。つーか課長が嫌われすぎ、信用なさすぎ。

 この話の中で課長と担当者間の「コミュニケーションの少なさ」が話題に。事実、課の大半がコミュニケーションの少なさを実感しており、課長もまた「係長クラスはギリ見れているが、一般レベルは見ていない」と発言。十数人の課だが、そんなに大きな課であるとは思わないのだが、見れないもんなのかね。課長は「部の決定方針を決めたりする打ち合わせに呼ばれることが多くて、自分が席にいないことが多いのは申し訳ない、決定方針を決める打ち合わせが多いから」と、忙しいアピール。「見切れないなら課長を増やせよ」と係長。「ところで、一般を見れてないなら一般の査定ってどうなってんの?」と、ほぅそれは確かに気になる。「ぶっちゃけなんとなく、とか噂、とか」と課長。


 ということでもうすぐボーナス。なんとなくの査定のボーナス。やる気なくなるよね。