設計脳

と生技脳。



金をどれだけでも使ってよければ全工程全自動のラインを作りたい。そして生産課の雇用を奪ってやりたい。

少しは設計成立する設計をがんばってもらいたい。設備の工程能力の実力に頼らず。

ここは触っちゃダメ、ここも触っちゃダメ、ここは当てるだけならおkで●Nまでの力にしてねみたいな部品を設計してくるが、おいこいつらマジでダメ元で設計して図面持ってきてないかと疑わざるを得ない。




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自分が扱っている製品は、社内で最も単価が高く、最も質量が大きく、2番目に体格が大きいらしい。おかげでラインもでかいし、設備投資もでかいし、部品点数も多いし、部品もでかいし、工程能力取り用のワークとか組み付け練習用のワークの置き場に困るし、そいつらを処分するのも困るしで、事業部が一丸となって小型化を進めているのはまぁありがたい。
基本的には組み付け工程ばっかだから部品工場のようなつらさはないが、工程数は結構多くて特殊工程もいくつか。去年までは特殊工程を担当していたが、新型製品担当となった今年からは組み付けをメインに担当。低投資、低工数、省人化、短納期が今の仕事の肝だと思っている。まだまだラインは無く、製品も完全には固まっていないので最近は大半がデスクワーク。週1回は本社に行っているが、たまには設計も工場に来てよ。




それはさておき

某社へ出向の経験のある生産技術員は設計に対して非常に強くて厳しい。「テメーが組んでみろ」というような姿勢。おそらく設計から嫌われている。

自分も早くそれくらい言えるようになりたいのだが、人としてどうかと思うので、冷静で巧みな話術も身に着けたい。そうなるには少なくとも設計と同じレベルの製品設計に対する知識が必要だと思うわけで、少しずつ勉強していくしかない。