6D & EF40mm f/2.8
畳平で宿泊
出発の前日、スーパーに買い出し。その後、畳平の山小屋「白雲荘」に電話。
「明日、宿泊できますか?」「はい、できます」と。
畳平には13時前に到着。休憩所で昼飯を食べ、記念写真やらを済ませた後、白雲荘へ。不要な荷物と自転車を置かせてもらい、少しばかり登山。去年、魔王岳と富士見岳に登ったので、今年は大黒岳へ。剣ヶ峰には登らない。
富士見岳と魔王岳には上っている人がけっこう見えるのだが、大黒岳はすこぶる人気がなく、単独で登って降りた。
大黒岳より。
左奥の高いのが剣ヶ峰。手前のが富士見岳。
クマも怖いのでさっさと下山。花畑へ。
何種類かの花を見ることができた。
この日の日の入りは19時。畳平周辺の天気はいまいち。夕日を見れるかわからないが、備えることに。白雲荘の風呂は16時から。夕飯は17時から。1時間もあれば食べ終わるし、夕日の見どころスポットである魔王岳には15分程度で登れる。よし計画はできた。
16時前に宿に戻り、風呂の準備。この日の宿泊客は全部で20人程度。基本相部屋スタイルだが、一人の自分は誰とも相部屋にならず、MAX12人入れる部屋を一人で使用することができた。
「風呂は水のある時期だけの贅沢です」と張り紙があったが、ヒルクライムで汗だくの自分にはありがたかった。ただ、風呂の洗い場が2つしかなく、ちょうど混んでいる時間帯を狙ったので裸のまま15分ほど脱衣場で待たされて羞恥プレイ状態。まぁ空くまで服着れば良いんだが、面倒だし。
夕飯は飛騨牛のすき焼きをはじめ、山小屋とは思えないほど豪華でおいしかった。山小屋というより普通の旅館レベルだ。飯の写真は無し。
飯後、暇だったので外をぶらぶら。ぶらぶらといっても畳平の駐車場に行くくらいだが、山小屋の中よりも駐車場の方が携帯の電波がよく入ったので、暇なときは基本的に駐車場にいた。
当然だがもうバスは終わっているので宿泊客以外の人がいない。この時は自分しかいなかった。畳平を独り占め。
白雲荘外観。
何年か前に建て替え?したらしく、キレイ。
夕日を見に
18:30になり、夕日を見るために魔王岳を目指す。雲が多くダメっぽい雰囲気が漂うが・・・
薄雲の向こうにかすかに夕日を見ることができた。満足。
夕日を見終わって下りる。
どんどん暗くなっていく。夕日はかろうじて見えたが、星空は厳しそう。
山小屋に戻るとストーブON。自分の装備はヒートテック長袖にユニクロのフリース。外に出るときはそのうえにモンベルのレインジャケット。それでちょうど良いくらいの気温。さすが3000m弱。自分は寒くは無いからストーブは不要だなと思ったが、ストーブの上のロープに風呂で使ったタオルをかけて乾かした。
電気は発電機を回しているため、発電機を止める21時まで部屋の灯りを使って布団敷いたり、荷物の整理したり。
存分にスペースを使って布団を敷いてやった。ひとり万歳。
星空を見に
20時を過ぎ、空も暗くなった。ここからはライト厨歓喜の時間帯。合法的?にライトを思う存分に使うことができる。今回はパトリオ9が相棒。カメラとライトも持って外に出る。
駐車場へ。
大学の天文サークルが違う宿に泊まっているようで、若干にぎやか。雲で星が出ていないのでみんなライトをガンガンいこうぜ!状態。
しかし、しばらく待っていると
うほっ
天の川も見えるくらいまで晴れた。これだけ見えるけど、でもまだガスっぽく、ライトを点けるとライトの光線が白く見える。100%の条件だとどんなにキレイに見えることだろうか。
下の線はおそらくISS?と思う。飛行機っぽくはなかった。点滅してなかったし。
この日はペルセウス座流星群の見ごろの数日前だったが、それでも数個の流れ星を見ることができた。写真にはおさめられず、残念。
白雲荘のテラスから。
部屋から。
21時以降は本当に真っ暗な世界。トイレも手持ちのライトで。
一通り星も見れ満足し、静かな夜の眠りについた。
乗鞍日記、 続く。