豪旅行 その2

 バスでエアーズロックふもとへ。

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DAY 3 (メインイベンツ)


 この日は14時くらいの飛行機でシドニーに戻る予定。早朝に朝日を見た後、午前中いっぱいエアーズロック観光。今回の旅の目的はエアーズロック。行く前は登山はどっちでもいいやと思っていたが、いざ現物を見るとやはり登りたくなる。

 麓に到着。しかし強風のため登山道のゲートは閉まっており登山は不可。風が収まるまで強制的にツアー客全員で麓観光。もしゲートが開いていれば麓観光班と登山班に分かれる予定だったのだが。総勢50人くらいか、一人の日本人スタッフに付いて麓を観光。

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これはエアーズロックの滝&水場。基本的に水が流れているわけではないが滝というらしい。雨の少ない地域だが、エアーズロックに降った雨の1/3が流れるこの水場にはほぼ年中水があるようで、今は動物達の貴重な飲み水となっているようで。昔は原住民も利用していたらしいが、増加した登山客がするう○こやらお○っことか、カメラのバッテリー等の落し物がすべてここに流れてくるから、水質汚染が深刻なようで、だから今は利用していないとか。登山に関して実害があるわけだから、登山禁止になるのも納得。まぁこの後自分も登ることになるんだが。




 ツアーバスは麓観光をする過程で、1時間おきにゲート付近を通過してゲートの状況を確認してくれるのだが、その後もゲートはなかなか開かず麓観光が続いて、滝の他には原住民の壁画見たり、原住民の歴史博物館的な所に行ったりした。特にここに載せるような写真は無い。




 そして時間的に最後のゲートチェックをするも、開いてなかった。

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登山ルートは1か所。上の写真が登山ルートで、最も傾斜がゆるい場所だとか。それでも最大46度の傾斜で、エアーズロックに打たれた鎖を持って登るようで。

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坂の途中に2人いるのが見えるが、この二人はレンジャーという人のようで登山できるか安全確認をしているところだった。ということはもうすぐ開くかもということで、ゲート周辺には多くの登山客が。

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自分たちもゲート周辺で待つ。






そして・・・

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ゲートオープン!(ロッキーの撮影じゃないのよ~!)
みんなが一斉に登り始める。やや出遅れた自分たちだったが、副部長持ち前のフィジカルのせいで序盤で追い抜きまくった。

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区間に入っても鎖を使わずに上りまくった。でもフィジカルがあるから他の人より早く登ったわけではなく、時間が無かった結果、急いで登るしかなかったのだ。登山(頂上への往復)には2~3時間程度必要なようだが、自分たちに残された時間は1時間程度。初めから山頂はあきらめ、でも行けるところまで行こうと。結果的には初めの急斜面区間の2/3程度登った部分にある緩斜面区間まで行った。




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時間がある人達だろうか、まだまだ上に行く人達がちょっとうらやましかった。




下を望む。

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まぁまぁ怖いし、身の危険をけっこう感じる。一歩間違ったら死を感じるレベルではあるし、実際にこれまで登山中の事故で30数人の人が無くなっているようで、そういった背景もあって登山が禁止になるみたい。まぁさまざまな理由があって登山が禁止になるようだ。




横を見る。

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水平を意識。




カタジュタ

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良い。




時間も無いので15分くらい休憩、写真撮ったりして降りることに。

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同じツアーの人が大半だから、下山渋滞。やっぱ下りが怖いね。人が多くて余計に怖くなる。傾斜がきつい区間はおしり付けて。鎖も持ってゆっくり下りる感じ。グリップ力の無い靴だと滑って降りそうになるくらいで、自分もしゃがみながらゆっくり下りた。




そして無事下山。

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急いで登ったから、ももにかなりの疲労感。山頂まで行けなかったのは残念で、一生山頂に行くことは無いだろうが、途中まで登ることができただけでも良かった。登っている最中に思ったんだが、標高が上がって行ってもあまり景色変わらんし、まぁ途中まで行ってある程度景色良いところまで登れれば良いだろうと。自分の中では旅の目標を達成した認識。






 その後、ホテルに戻り荷物を持ってバスに乗って空港へ。ちょうど昼休憩だったのか、チェックインカウンターは1つしか空いておらずものすごく並んだ記憶。保安ゲート通過後、土産を少々購入。乗る飛行機が鳥を吸い込んだとかで1時間程度遅れて離陸。






その3に続く。