そういえば銀山温泉

コロナ第1波と2波の間に行ってきた。

f:id:acumo_scr:20200823165942j:plain




 出張でまたいだ土日。やることなかったので、レンタカーを借りて一人爆走して行ってきた。目指すは職場の山形大学出身のパイセンにおススメだよと教えてもらった銀山温泉。自分は名前すら知らなかったが、世間的には(関東以北では?)有名なようで。事前にネット等で情報は調べず、カーナビに「銀山温泉」とだけ入力してひた走る。




 無料駐車場に到着。温泉街へは歩いて5分くらい。

f:id:acumo_scr:20200823165452j:plain

銀山温泉はこの写真の風景が有名なようで、特に夜、それも冬の雪が降る状態の、ネットで銀山温泉を調べるとそういった写真がまずヒットする。梅雨の昼間だが、それはそれで悪くはない。


 到着してから知ったのだが、名前の通り銀山があるようで、銀山見ようと思うと歩いて1時間コースとか。作戦としてはまず銀山見て、その後ビジホからタオル一式を持ってきていたのでどっかで日帰り入浴して汗を流して帰る、だ。




 ということで、いざフィジ要素ありの銀山へ。

f:id:acumo_scr:20200823170831j:plain

良く覚えていないが滝。温泉街を抜けるとまず滝がある。ここから本格的な登りだ。といっても安全靴、チノパン、ポロシャツ、15インチのマックブックも入るサムソナイトのリュックを装備していても、場違いではあるが余裕で登ることはできるレベル。

f:id:acumo_scr:20200823170944j:plain

足場はわりかし整備されているが、銀山までの道程は老若男女の”老”にはきついと思われる(これは下りの写真)。




夏しらず坑

f:id:acumo_scr:20200823171450j:plain

この穴から常時出てくる冷気マジで半端ない。登りで汗ばんだ体を冷やすのに最適というか、風邪ひくレベル。ちょっと感動した。この穴、家に欲しいわ。




銀鉱洞入り口。いざ。

f:id:acumo_scr:20200823171710j:plain


f:id:acumo_scr:20200823171732j:plain

なんか掘り方が雑と言うか、もうちょっと歩留まり良く掘れないのか、それともこれがベストな掘り方なのか、素人の自分にはよくわからんが、鍾乳洞との差がいまいちわからず。人工的と言えば人工的だし、でも自然な感じにも見えるというか。特にこれといった見どころもなく、コウモリが飛び交う銀鉱洞の中ではずっとぼっちだったのでかなり心細かったのでビビりながらそそくさと出口へ。




 無事に下山し、再び温泉街へ。昼飯のタイミングを逃し、土産屋で揚げ饅頭と温泉饅頭を食べて影響補給しながら日帰り入浴を検索。が、外観が良さげな宿はほとんどタイムリミット。公衆浴場は時間的におkだったがコロナのせいか臨時休業。結果、選択肢は1つしかなく、一番遅くまで日帰りおkな宿へ。その宿も時間ギリギリではあったのだが、店主は快くおkで、入浴料も500円程度と安かった。

f:id:acumo_scr:20200823172702j:plain

見にくいが源泉かけ流し、源泉が熱すぎるから加水はしている、というのをこの日記を書きながらこの写真を見て知った。そこまでにおいも色もなく無難な泉質で(あんま覚えてない)、加水されていても熱かったからさらに水足した記憶。とりあえず他の客がおらず貸し切りだったため満足。




 ネットでヒットするように夜の景色を見たいとは思ったが、さすがに日が暮れるまではやることなさすぎ、レンタカーも早く返したかったので、温泉から出た後はすぐ銀山温泉を後に。

 昼飯なしの饅頭2個しか食ってないので早めの夕飯を。パイセンに教えてもらった山形名物の冷たい肉そばを食べに天童駅近くにある一庵へ。早い時間だったのだがしばし並び入店。でも店のテレビでコナンやってたから18時過ぎか、どうでも良いが。

f:id:acumo_scr:20200823173641j:plain

通常のそばつゆと冷たい肉そばのつけ汁、そして天ぷらのセット。そばはプラス100円で大盛にした。合計800円。肉そばの肉は鶏肉でしっかりとした歯ごたえがあり旨い。つけ汁はかなり甘めでこれはこれで旨い。天ぷらも旨い。つーか安い。いま食べログ見たら3.57だった。納得だわ。




 レンタカーを無事時間内で返却し、ビジホに戻って洗濯物をまとめてコインランドリーへ。今更振り返ると充実した休日だった。