VS High Humidity

新しい家電を買った。


(ここに書くために撮ったのでかなりテキトーな写真)




 パナソニック除湿器。F-YHUX90。ハイブリッドタイプの少人数家族向けの除湿器の2021年モデルだ。
 この類の家電は年式が新しくてもさほど機能的な優位性はないと認識しており、2022年モデルが発売さらた後に型落ちでこいつを購入した。2022年モデルの追加機能は不要だったし、家の近くの量販店でこの型落ちが売れ残っており、現状の価格コムの最安程度の39800円だったため購入。2022年モデルは店頭では57800円だった。




 なぜ除湿器が欲しかったかと言うと、目的は洗濯物の室内干しに使うためだ。我が家は大型のシーツ以外は室内干し派であること、乾燥機能なしの縦型洗濯機を愛用していること、夜の洗濯も多いこと、雨の日も乾いてほしいと思っていること(当たり前か)から除湿器を購入。
 自分は特に室内干しの生乾き臭が好きではなく、定期的にタオルは熱湯ぶっかけて臭いをリセットしていた。除湿器を導入することで、生乾き臭も低減できるのでは、という目論みもあるが、実際に効果があるかはN数が足りないため現時点では不明。




 使ってみた感想は下記。


【除湿性能】
 最も自分が言いたいのは「予想以上の量の水分が除去できるな」だ。
 何度か使った結果では、我が家のHITACHIビートウォッシュの洗濯機で夜に54リットル≒6kgの洗濯をして、6畳の物干し部屋に全て干して除湿器を衣類乾燥の「標準」で起動させると、おおよそ6時間で洗濯物が乾いて除湿器が自動停止する。意外と時間かかると思うかもしれないが、熱を入れているわけではなく自然乾燥だし、まぁそんなもんだろうと思っている。
 除湿後のタンクの中にはおよそ2リットル程度の水が入っている。この量は定量的ではなく「机をバンッ!!」のヴァニラのような言い方になってしまっているのは技術屋として良くないと思っているが、まぁ計量するのも面倒だし。量りたくなったら量ろうと思う。


【音】
 室温的にコンプレッサーが動いている時期なわけだが、標準で起動させた部屋で在宅勤務で電話会議に出席するのは憚られるレベル。静音モードがあるのだが、それはまだ試していない。
 床に直置きするとわずかに床から振動を感じたため、除湿器の下に使っていないウレタンマットを敷いた。そうすると除湿器のキャスター機能は死ぬのだが、定位置で使用しているので問題ないし、床の振動も収まった。


【におい】
 まだ送風からは樹脂っぽいにおいがするが、そこまで気にならない。許容範囲だし使ううちに匂いは低減すると予想。


【その他】
 このモデルは低背が売りで部屋に置いていても圧迫感がなく、下方から乾燥風を洗濯物に当てることできるのは良い。



【総評】
 満足。5点満点中4点。
 価格が高いのはマイナスだが、今後のメンテ性と耐久性次第では5点にしても良いレベル。




 今後、なにか気付いたことがあったらまた書く。