忙しくなってきた。べつにまだまだ修論を意識する時期ではないし、とりわけ研究に焦りをおぼえてきたわけでもない。いろいろなことが重なって、ちょうどこの年末の時期に忙しくなっただけ。忙しい原因は以下の4点が主。
- 研究
- 後輩指導
- 学会準備
- セミナー準備
- 研究
これは先に書いたように、自分としては今まで通りやっているだけ。焦りはない。ただ、いろんな都合で今週から再開する作業もあったりして、それが忙しいと感じる原因か。数撃たないとダメな研究なのでそろそろ焦っても良い時期なんだが。成功率が低すぎるのも数を撃たなくてはならない理由の一つ。
- 後輩指導
自分にはB4の後輩がいる。研究テーマは自分とほぼ同じ。方法が違うだけ。彼は彼で卒論があるのでそれなりに結果出さないとまずい。ということは俺が指導して結果出させるしかないわけだが、俺はB4の時から彼が俺の下に着く今年の9月までずっと一人で研究をしてきた。B4の時は以前所属していた研究室で、２つ上の先輩にPCの使い方を中心に教えてもらって、あとは自分で勉強しては教授に報告しての繰り返し。研究室が変わったM1の春からも研究は一人。研究テーマは過去に偉大な先輩が研究していたけどアニメという悪魔のせい（？）で闇に葬られた研究テーマ。実質ゼロスタートの研究。ゼロスタートで、自分の好きなように研究を進めることができたというのはすごく楽しかったし幸せだった。装置の使い方等は先輩に指導してもらったが、それ以外は自分で勉強して考えた。失敗もした。教授に相談しつつ研究を進めてきた。
何が書きたいのかわからんくなってきたけど要するに、自分は今まで誰かと一緒に研究をしたことがない。ずっと一人。だからどう後輩に指導したらいいのかわからん。自分としては、今まで自分が自分で考えて自分で勉強して卒論も修論もここまでやってきたのだから、当然彼もできるはずだ。俺ができたんだから。だから早い段階で研究の目的と目標だけは説明しておいた。あとは君が考えて進めていけばいいんだよ、という意味のメッセージを込めて。だがそんな意味のメッセージは伝わらなかったらしく「先輩！今日は何するんスカ？」と聞かれる毎日。こっちが何も言わなければ何もやろうとしない日々。仕方ないから最近になってようやく指示を出し始めた。つーか俺が1年半かけて進めてきて、M2の秋、つまり今年の10月くらいからようやく結果が出始めた研究を、結果が出始めた最近になって手伝うことのどこがおもしろいのか。俺が考えた方法で行う研究に彼は満足しているのか。自分で考えたくないのか。正直、俺にとっては荷物な・・・やめとこう。
一人で進めていく研究は確かに進むのが遅い。先輩に指導してもらった方がはるかに進度が速い、と思う。さらに知識・経験のない人間がいきなり一人で研究を進めていくことになればその進度はさらに遅くなる。だって経験と知識がないんだもん。ケーキ作りに例えるなら、ケーキに薄力粉を使えばいいのか強力粉を使えばいいのかわからない初心者の人は、一度自分で両方の粉を使って試してみるしかない。そしてどっちがおいしいかを確かめるしかない。でも周りにケーキを作ったことのある人がいれば「薄力粉だよ」と教えてもらうだけなので、試しに作る時間が省け、早くケーキ作りに集中することができる。ケーキ作りのメインは薄力粉か強力粉のどっちを使うかではなく、どんな味にするかなわけだから、当然粉選びの時間は省けた方が良い。研究においてもケーキ作りで言う「どんな味にするか」が目的なので、「粉選び」に時間をかけるべきではない。彼の発言などを聞いていると、自分には彼が「どんな味にするか」を俺に聞いているような気がしてならない。そうじゃないんだよ。俺は「粉選び」は教えるが、「どんな味にするか」は教える気がないんだよ。それ聞かれるの嫌なんだよ。だって俺が「味」決めちゃったら、それはもう君の作ったケーキではなく、俺の作ったケーキになっちゃうんだぜ？
研究テーマほとんど同じなんだから、俺と彼の二人で一つの研究テーマを進めるって考え方もあるけど、自分としては今まで自分一人でやってきてようやく結果も出始めたんだから最後まで自分一人でやらせてくれよって思いが強くて、そういう考え方ができないでいる。そういう考え方をするにしても俺と彼の知識・経験が違いすぎるので、結局俺主体の研究になってしまい、彼は俺の研究のおこぼれで卒論を書くという形になってしまいそうだが。ま、それは彼のやる気次第なわけだが。なにはともあれ、この考え方はない。
- 学会準備
そのまんま。学会の準備。かなりめんどう。ようみんなこんなめんどいのを年何回も出そうとするな。英文2枚だけどきつすぎる。誰か代わりに書いてくれるなら全然おｋだけど。俺は今回の1回で満足だわ。教授の添削に感謝。
- セミナー準備
論文読んで、まとめて、発表。そんだけ。
2つ目が長すぎて後ろ2つめんどくなった。2つ目も何が書きたかったか結局わからん。
2つ目読んだ人が一人でもいればおｋ。
