昨夜

結局祖父は亡くなった。

冷たいってこういうことか。
じいさんの身体を冷たいと感じるということは、自分は生きているということ。
初めて生と死を感じることができたかな。

悲しいと言えば悲しいけど、年齢も年齢だしで誰の目にも涙はなかった。
おじいさん今までありがとう、という感じだった。
自分はじいさんの人生のラスト25年程度しか知らないが
たぶん幸せだったんじゃないかなと思う。



先に逝く人よりも残された人の方がつらいね。
ばあさんはけっこう悲しんでいたしかわいそうだった。