HIS リア充達と行く台北4日間の旅! その1 〜お母さん、お母さんを僕にください〜



 明日から卒業旅行に行っていきますと書いた3/4。その行き先は台湾の台北

 はてなダイアリーらしく、写真の量もほどほどに旅の記録を中心に日記風に書く。全部で700枚以上撮った写真は別のエントリに乗せる予定。あくまで日記風に、なるべくわかりやすく、短く書くことが目標。あと名古屋弁使わず基本標準語で。はたして上手く書けるか。




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 この旅行は今の研究室の同期と行く卒業旅行。合計7人、うち女の子1人。デジイチを持つ自分は当然デジイチをリュックに入れて持って行くし、そのデジイチには最近購入した単焦点レンズ SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM を装着。他のレンズは持っていかない。広角とか望遠が必要な写真は他の人に任せるの前提で。と言うのも、同期の中には自分の他に3人デジイチユーザーがいるから。広角やら望遠の写真は彼らに任せればいいのだ。まぁデジイチユーザーが4人いることで後々小さな嫌味を言われることになったのだが。
 ここで彼らのカメラ&レンズを紹介。

  • Nicon 中級機 18〜105mmくらい

センササイズはみんなほぼ同じなので、35mm換算で16〜320mmまで撮れる。この画角俺には無理だわって時は撮っといてーって言って任せられる。自分は換算50mmで好きなようにパシャパシャ撮れば良い。だから幸せ。






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一日目

 7:45セントレア集合。みんな遅れずに来た。

単焦点は足で稼がなければダメなのに・・・Dream Lifterが自分たちが乗る737の垂直尾翼にかくれてる。



 搭乗。初めてのJALリア充共の旅行話を聞いていると、前のシートにディスプレイが付いて、それで映画やら音楽やらゲームが楽しめる機体がデフォみたいな感じがしたんだが。俺は個別ディスプレイが付いたエンターテイメントもバッチリですみたいな機体に乗るのは2回目。1回目は2010年の学部の卒業旅行でシンガポール航空でバリ島・シンガポール行った時。2008年にタイ航空でタイ・カンボジア行った時は個別ディスプレイなかった。2007年にカンタス航空でオーストラリア行った時もなかった。最近の機体は全部付いてるってこと? 俺が最近海外に行ってないから時代遅れってこと?
 でもアレだね。個別ディスプレイ付きの機体って、ホントまわりとの会話無くなるね。往きの飛行機では旅行先のことを楽しくおしゃべりするみたいなイメージがあったんだが、そんな話1秒もしなかった。自分はずっと「素敵な金縛り」を観ていた。見終わるとちょうど台北に到着した。映画を見始めると会話する余地なし。



 台北の空港に到着。到着ロビーに出ると、フィフィ似の肌年齢と精神年齢が35歳で実年齢が47歳のHISの女性現地ガイドに声をかけられ他のお客さんと一緒にバスでホテルへ。

この時期の台湾は天気があまりよろしくなく、前日などは濃霧で飛行機が着陸できなかったらしい。日本からの飛行機は那覇に引き返したとか。この日も空港周辺は霧が出ていた。



 1時間ほどで台北市街地に到着。バンコクほどではないけどタクシーが多い。原付もかなり多い。みんな雨が降っても乗っているようだ。

一人旅じゃないとこうやってピースサインの写真が撮れるんですね。



 一応ツアー形式の今回の旅行は、追加料金を払えばホテルをアップグレードできた。でも自分たちは追加料金は払わず最低ランクのホテルに。でもね、先に結論言っちゃうとね、最低ランクのホテルだったけど全然そんな感じしなかった!
 7人で行った今回の旅行。うち女性一人。2人部屋3つと、1人部屋1つで予約していた。一人部屋の追加料金はみんなで払った。んでいざホテルでチェックインすると、8人部屋の「プレジデントルーム」が空いてるがそこに7人で泊まるのはどうか?と聞かれた。たぶん。英語だったから俺はよくわからんかったけど。でも1人部屋の追加料金払っていたため、1人部屋は確保したいところ。色々話していると、プレジデントルームに男6人、同じフロアにツインの部屋を一部屋ということになった。大部屋になった部屋割が今回の旅行を楽しくさせた理由の一つだっただろう。



ベッドルーム①

シングルベッド4つ


ベッドルーム②

ダブルベッド2つ



じゃんけんに勝った自分はダブルベッドをゲッツ! ベッドルームにはそれぞれバスルームが付いてたからシャワーとトイレは二人同時に可能。6人でトイレ二つってのが若干気がかりだったけど、上手いこと順番は回せた気がする。ベッドルームの他にリビングルームがあって、テーブルを囲むソファにはちょうど7人が座れた。という部屋だったので毎晩宴会だった。その様子は書けたら後で書く。



11階だったけど景色はいまいち。台北に街街並みが見えるだけ。






 ホテルで荷物置いた段階で16時。どっか行ける。選択肢としては台北101、九份(キュウフン)、ホテル周辺散策。
天気はあんま良くなかったためホテル周辺散策することに。

ホテル周辺は東京でいう渋谷らしく、若者が大勢いた。名古屋民の自分はその渋谷のイメージがわからんから何ともいえんけどたしかに若者が多くてガヤガヤしていた。ちょうどみんな腹が減っていたので夕飯にすることに。バスの中でフィフィに、腹壊すから屋台のメシと汚い店では食べるなと言われていた。ということで屋台は却下、て言うか屋台はあんまなかった。でも店は汚い系ばっかだった。と言うよりキレイ汚いの判断基準がわからんから困る。日本の店に比べれば全部汚い。基本的に店の入口に扉ないし。結局、冷蔵庫を完備しているという理由で牛肉麺の店に入った。キレイではない。観光客はいなかった。台湾は食べ物の物価は安く、牛肉麺も一杯90台湾元=270円。値段がスガキヤレベルと考えるとむちゃくちゃ安いとは言えないか。足りなかったので、その後また中華料理屋に入った。



 ホテル近くのセブンイレブンで酒やら菓子やらを買って部屋へ。


ルービー&カラク

 いつもの調子で最年長に乾杯の音頭を頼み宴会開始。旅行はあんま好きじゃないけど、こういうアットホームな感じは非常に良い。精神的に落ち着く。何の話したかは詳しくは覚えてないけど、初日は大学の話とかしてたっけ? 26時くらいに就寝。相変わらず布団に入ってiPodで音楽聞き始めて1曲目で落ちた。






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2日目

 6時起床。朝飯はホテルのバイキング。ムッチリ日本人女子大学生がいてテンションあがった。
 この日は無料の台北市街地ツアーを申し込んであった。個人的にはこのツアーを申し込んでいたことは非常に良かったと思う。
 朝7:40にホテルロビーに集合。他のお客さんと一緒にバスへ。ガイドは前日と同じでフィフィ。このツアーには朝食で見かけたムッチリもいたし、安室ナミエ似の女子大生(通称アムラー)もいたし、美人お母さんと少しだけ惜しい娘の親子もいたし、女子大生5人のグループもいた。アムラーが圧倒的にかわいかった。女子大生5人はあんまりかわいくなかったけど、最後列に座っていたバスの席で隣同士になったってこともあって少し仲良くなったようだ。俺ではなくリア充がね。






 まずバスが向かったのはお茶セミナー。

日本語が頗る上手で日本のテレビに何度も出たことがある若干あやしいおじいさんがお茶の説明をしてお茶を入れてくれる。そしてそれを飲むことができる。合計4種類のお茶を飲んだ。自分は烏龍茶が好き。だから土産に烏龍茶買った。一缶3000円の・・・! 安いんだろうけど、旅行先じゃないと絶対買わん値段だ。一緒に行ったBOZEはそれを3缶買っていた。すごいっす。



 買った土産はホテルまで届けてもらえるらしい。だからバスの車内には持ち込まなくて良いから楽。

車窓から。原付多過ぎ! レースのスタート直前みたい。






 次、神社(孔子廊とか)へ。

学問の神様がいるらしい。学生は試験に合格するようにお祈りすると良いとフィフィが言っていたけど、近々受ける予定の試験はない。来週いとこが高校受験ということを思い出し、合格出来ますようにと祈っておいた。俺と同じ高校を受けるらしい。






 次。蒋介石銅像がある広場へ(名前知らん)。
フィフィによると、銅像は遠くにあって、時間あんまないから見たい人は頑張ってね、若いお兄ちゃん達頑張って階段登ってね、らしい。

広い。テキトーに写真撮りつつ進む。



階段を登ったところ。振り返る。30mmで撮る景色じゃないけど一応。正面の青い屋根の門の向こうから歩いてきた。



蒋介石と衛兵。衛兵がなんかの儀式?をやっていて多くの人がそれを観ていた。背の低い自分はなんも見えず。この写真もカメラをテキトーに上げて撮ったもの。さほど面白そうじゃなかったし見ずに引き返す。時間もなかったし。






 次、昼飯。
無料のツアーだけど無料で昼飯が付く。自分たち7人と、アムラーがいる女子大生2人組と、美人お母さんの親子2人組の計11人で合い席。中華料理で回転テーブルがある円卓。そしてなんと俺の隣は美人お母さん! ツアー最高です。
 この美人お母さんの話なんだけど、自分は親子だとは思っていなかった。それくらいお母さんが若く見えた。「姉妹ですか?」と聞いてもいけないくらい。だって二人の年齢が同じだった場合「どっちが年上に見えたんですか?プンプンッ!」ってなっちゃうと思ったから。それくらい若く見えた。美人を前にするとしゃべれなくなってしまう自分は、案の定こっちから話しかけることはできず。向こうから「大学生ですか?」とか「どういう研究をしているんですか?」と話しかけられかろうじてしゃべることができたレベル。美人なお母さん、きっと俺を弄ぶ感覚で話しかけていたのだろう。
 飯後に「あの二人って姉妹かな?」と友人たちに聞いたところ、即答で「親子だろ」と。ちょっとだけマジでビビった。その日の夜に聞いた話だが、昼飯の後、俺が姉妹だと思っていたということを同期の中で唯一の女の子がその親子に言ったらしい。当然お母さんは喜んでいて、娘はそういうこと言うとお母さん調子乗るから、というような反応だったらしい。抱けたならお母さん抱きたかった。娘よりお母さんの方が良かった。こんな僕ですが、お母さんどうですか?






 次、足つぼマッサージ。
30分700元(=2000円)。マッサージ好きじゃないし安いとも思わんけどせっかくだし。足つぼと言うことで当然痛くされた。痛い表情と痛くない表情をそれぞれ写真に撮られた。そういうサービスらしい。隣にはリア充が座っていたが、交互に痛くされて「トモダチーイタイータノシー」とか言われたり。あとホントかどうか知らんが、痛く感じる場所で体の状態がわかるらしい。自分は頭と眼の調子が良くないらしい。頭は寝不足、眼は疲れているためらしい。友人たちは冷え症とか腰が悪いとか言われていて、そこそこ当たっていたようだ。そんな自分も確実に寝不足だった。マッサージ後に足が軽くなったかは不明。






 次、故宮博物館へ。
ここには孫文が中国から持ってきたものがたくさん展示してある、で合ってる?
バスの中ではフィフィが次に行く場所の説明をしてくれた。故宮に向かうバスの中では「ハクサイを観ます」と言っていた。・・・はい? 白菜? 歴史も観光地もろくに勉強してこず、地球の歩き方もまったく読んでいない自分。何もわからないまま故宮博物館へ。


孫文

中は写真NGだった。「ハクサイ」はホントに白菜だった。他には象牙の彫刻、翡翠の屏風などなど。
 ここでは1時間くらい自由時間があった。中の展示物にあまり興味のなかった自分は外に出て風景やらNEXで撮る友達を撮ってカメラを楽しんだ。






 最後、忠烈祠(旅行中は行った場所がどこかなんて知らなかったから調べながらコレ書いてる)。
15時から衛兵が「動く」様子が見れるので。ちょうど15時到着。


衛兵

台湾は徴兵があって、ここにいる衛兵はその中のエリートらしい。徴兵する理由は中国との関係があるから、らしいんだけど、やはり敵対しているのか。そんな徴兵も期間が短くなっており数年後には廃止されるらしい。その代わりに自衛隊が出来るんだって。全部フィフィ曰くだけど。

 衛兵が「動く」って何?って話だけど、ここにいる衛兵は普段は門の前でジッと動かず立っているらしい。まばたきもせずに。でも15時になると衛兵が歩きだし演武をする、みたいな。かなりテキトーに書いてるからたぶん間違ってるけど、パッと見そんな感じ。




ゆっくりと歩きだした衛兵たちの周りを観光客が囲む。




一番奥にある建物の前で演武。

興味のない自分はこれを見ずに写真パシャパシャ。
入口の門に戻って衛兵撮ったり。




衛兵が門に戻ってきた。



門の前でまた演武。

生足グッド!






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無料ツアーはこれで終わりで土産屋でバスを下された。バス中ではナイトキュウフンのツアー4000円の宣伝をしていた。魅力的ではあったものの、自分たちで行くことに。そっちの方が断然安いので。

地下鉄、バスを乗り継いで2時間ほどでキュウフンに。キュウフンは「千と千尋の神隠し」の舞台となった街。風呂じゃなくて両親が豚になっちゃうシーンのね。



 キュウフンは山の上にある。バスに乗っている段階で雨が降り始めた。萎えー。

ナイトキュウフンのツアーがあるだけあって少しライトアップもされていた。街並みよりもこういう景色が好き。



 雨で思うように写真撮れなかったけど雨は雨で仕方ないし、雨によってキレイに見えた景色も絶対にあったわけで、まぁ良し。キュウフンっぽい写真は下の2枚。

どうだろうか、この写真は。自分の中ではキレイに撮れたと思うんだが。レンズもレンズだし。昨日一昨日で学校で他のカメラで撮った写真も見せてもらったけど、自分が撮った写真が一番よく撮れていたと思った。親バカみたいなもんか。

 時間が遅かったせいかほとんどの店が閉まっていた。観光客が行くような高いメシ屋だけやっていた。雨がひどくなったので夕飯はそういう店で食べた。中華料理。一人1品頼みシェア。小籠包の旨さにビビった。翌日、小籠包専門店に行く予定だったので、それがいっそう楽しみになった。






またバスと地下鉄を乗り継いで23時ホテル着。近くのセブンで酒・菓子買いこんで宴会。
この日は何話したかマジで覚えてない。前髪やたらとイジっとたのは覚えとる。28時就寝。



その2に続く。