名古屋−京都サイクリング 〜失うものがあってはいけない①

けっこう他の人のブログを読むのが好き。自転車でどこか遠くに行ったとか、写真付きで書いてある記事を読むことが特に好き。そういう人たちの自転車生活は非常に充実しているように見える。自分はどうか。庄内川河川敷を何往復もして、どっか行くと言っても庄内緑地公園くらい。家から庄内緑地公園までは15km。自転車生活においても自分は非リアなんだ。俺、もうなにもかもオワタ。あらゆる場面にリア充にあこがれる自分としては、なんとかしてこの状況を脱しなくてはならない。ということで京都まで自転車で行ってきた。


(クリックで大きくなります)



***************************************


8/6の土曜日。朝5時起床。天気晴れ。目覚めの良い朝。眠くない。これは行ける・・・!!
この名古屋−京都サイクリングは1週間くらい前から計画していた。自転車でどっかに行きたくてしょうがなかった。前日に薬局でドリンクやら食料を購入。デジカメの電池を充電、カバンに荷物を投入し、フロントバッグも自転車に装着。23時過ぎに就寝。翌日のサイクリングに備える。

6時出発。

フロントバッグには一眼、ワイヤーキー、タオルとか。トップチューブバッグにはコンデジ。自分はトップチューブバッグを写真の位置に装着するのが一番邪魔にならない。装着位置が間違ってるのは知ってる。ポカリ900ml、3/4を凍らしてある水道水500mlを自転車に挿し、あともう1本500mlのボトルがリュックに入れてある。輪行袋はサドルバッグ後ろに装着して出発したけど、落ちても絶対に気がつかんから途中でリュックに移動させた。



名古屋西インターの横を通って西に向かって走る。当初の計画では二之瀬を通る予定だったが、貧脚な自分は序盤に登り過ぎると足が売り切れてしまい京都にたどり着けなくなると判断し、二ノ瀬回避ルートに。立田大橋を渡って多度大社前を通るルートだ。1時間ほどで立田大橋到着。

天気悪すぎ。地面濡れとるし。二之瀬なんか雲?で見えん。二之瀬回避ルートしにて本当に良かった。

立田大橋渡ってR258に出たところで雨に降られた。

ちょうど屋根があるところがあったので避難。確実に誰かの家だ。勝ってに休んですいません。



30分くらい雨宿りして、その間に神ケータイでYAHOO!天気を見る。「本日の滋賀県は、晴れている所も曇っている所も、雨の降っている所もあります」的な。もうわけわからん。非常に不安定な天気ってことですね。んで、雨宿りしている間に帰ろうという結論が自分の中で出た。このまま南下してJR長島駅から輪行で帰ってやる、と。雨に降られて天気予報見た結果、それくらい萎えた。京都はまた今度で良いだろjk、と。でも帰ってもやることないんだよな俺。非リアだし。だから結局、京都に向かって走ることに。不安要素は元々たくさんあったが、ここにきて天気という要素が加わった。一眼をフロントバッグに入れているから不安なのだ。あと滑って危険だし。あー非リアってこういう運命なんだな。簡単には京都まで行かせてもらえない。

雨止んだので出発し、1時間ほど走りR421に出る。

泥だらけだ。


あーあ。

自分のいる所は晴れだけど進行方向は曇り。

山だし仕方ないか。



R306との交差点にて。

ここからいよいよ石榑峠に入る。石榑峠の旧道は崩落しており通行止め。トンネルが開通しているのでそこを通れば滋賀県側に抜けられる。トンネル入口(三重県側)の標高は380mくらい。トンネルの長さは4000m。トンネル出口の標高は480mくらい。まずトンネル入口を目指して坂を登る。インナーローで回す。12km/hくらいで。途中から無駄に道がキレイで登坂車線もあって走りやすい。なにより交通量が少ない。9時に石榑トンネル入口に到着。

リアライトを2つ点灯・点滅させ、いざトンネルへ。あらかじめネットでこのトンネルについては調べてあったので、車道走るのは無理ってことはわかっていた。幅80cm程の歩道があるのもわかっていた。歩道をゆっくり走ればいいや、と思っていた。
歩道をゆっくり走り始める。交通量少ないもののトラックもたまに通る。マジ怖い。吸い込まれる。車道側に転んだら即死。最初の退避場に着いたとこで自転車乗るの諦める。手で押して歩くことに。あと3000m以上あるけど仕方がない。

トンネル中はこんな感じ。涼しかった。でも湿度100%で身体はベタベタ。おまけに排気ガス臭はヤバい!肺やられる〜って思ったもん!約40分かけようやくトンネルを脱出。もうこのトンネルやだ。



とりあえずこの辺りで一回切っとくか。




名古屋−京都サイクリング②へ